最優先に考えるべき「理想の将来」

001 家について考える

将来のビジョンを明確に家を買うにあたって考えるべきことは多岐に渡ります。しかし、まず最優先に考えるべきは「理想の将来」です。少し噛み砕くと「理想とする将来を実現する為には、どのような家を買うべきか」ということです。例外もあるかもしれませんが、基本的には「家を買うこと」は、自分が目指すライフスタイルを実現する為の手段だと言えます。中には「家を買うこと」そのものを目的としている方もいるのですが、将来のビジョンがあいまいな方と明確な方では、将来的な満足度に差が出やすいように思います。数年、数十年と過ごす中で、ライフスタイルは年々変わっていきます。転職なさる方もいらっしゃれば、ご結婚、お子様の誕生など、様々なライフイベントによって最適な住まいは変わっていきます。例えば、単身やご夫婦お2人であれば、多少手狭でもアクセスのよい中心部が便利です。しかし、子どもが生まれれば保育園の有無や、ご両親宅との距離によっても利便性が変わりますし、行政の補助や学区など今までは考慮しなかった条件が浮上してきます。理想的な暮らしのイメージがあいまいなままですと、マイホーム購入後にライフスタイルの変化が起きた時に「こんなはずではなかった」ということが起きやすいのです。その為まずは、「将来どんな暮らしをしたいか」できるだけイメージをして頂き、その実現に必要となる住まいはどのようなものか考えることが重要です。さて、理想のライフスタイルがある程度定まっている方でも、「購入」という選択は非常に大きな決断を伴います。そう簡単に決められるようなことではない理由としては、やはりお金に関する問題が大きいと考えられます。家は人生において最大の買い物の一つです。多くの方は多額のローンを組まれますので、そういった負担を思えば「まだ賃貸でいいや」と思われるのも無理からぬことです。しかし、もちろん賃貸の方が良い方もいらっしゃいますが、適切な計画にのっとった購入は多くのメリットを得ることが可能です。よく聞く話としては、「賃料はいくら払っても返ってこないが、ローンは資産になる」というところでしょうか。当然、無理のない返済計画であることが前提ですが、ちゃんと資産価値が保たれる不動産を購入できれば、ローン完済後には不動産が資産として残ります。次回からはこの「賃貸か?購入か?」をテーマに掘り下げたお話をしていきたいと思います。